緊張型頭痛とは

 『緊張型頭痛』には、以下のような特徴があります。

  • 慢性頭痛の7~8割を占める
  • 女性にやや多いが、男性にもみられる(男性の約2倍)
  • 中高年に多い(10歳~70歳頃)
  • 頻度はさまざまで、毎日起きる人もいれば、たまにしか起きない人もいる
  • だらだらとはじまりだらだらと続く(発作的ではない)
  • 後頭部から首筋にかけての痛みで、頭全体や眼の後ろに拡がっていく(両側性がほとんど)
  • 圧迫感、緊迫感、頭重感が特徴
  • 痛みの程度は軽度から中程度で、仕事は続けられる
  • 肩こりやふわふわしためまい、目の疲れを伴うことが多い
  • 悪心はあっても嘔吐することはない

緊張型頭痛の治療法

 緊張型頭痛の原因はストレスです。
ストレスには精神的なもののほか、姿勢のストレスなども関係しています。
ストレスを減らすことが重要です。

  1. ストレスのコントロールストレスの原因に気づかせる 
    ストレスと対処法(ためない、発散する)
  2. 姿勢のコントロール、姿勢の改善 
    (作業環境の改善・作業時間の見直し)
    ストレッチの勧め
  3. 薬物療法
  4. 入浴やマッサージ