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経皮的髄核摘出術

この方法はヘルニアのある椎間板に針を刺して、椎間板の一部(髄核)を吸引して取って来たり、焼灼したりしてくるものです。この方法は、整形外科的な手術とは違い、手術後にほとんど副作用(合併症)を起こさないのが特徴です。この方法は特殊な機械を使って椎間板を切除します。
経皮的髄核摘出術は局所麻酔で行います(手術中も意識があります)。手術室でレントゲンを見ながら、椎間板に針を刺し、椎間板の一部を特殊の器械で切除します。痛みはあまりありません。手術自体は始まれば30分程度で終了します。
 
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の患者さんが対象となります。病院によってはMRI検査だけで、経皮的髄核摘出術を行うところもありますが、当院では、術前の検査(椎間板造影検査)で効果が高いと思われる方を中心に行っています。
 
手術には1泊入院が必要です。手術後は当日及び翌日はトイレ洗面の他はベッドで安静にしていただきます。その後はコルセットを着用して徐々に行動範囲を広げていきます。抜糸は手術後約1週間ですが、外来で抜糸を行います。
 
経皮的髄核摘出術の術後の副作用(これを合併症といいます)はほとんどありません。これが整形外科で行う手術との大きな違いです。唯一の合併症は術後2~3ヶ月間はぎっくり腰がおきやすくなることです。これは椎間板の強度が一時的に弱くなるため、もう一方の支えである椎間関節に力がかかり、ぎっくり腰(急性椎間関節症)を起こしやすくなるためです。これは術後一定期間、コルセットなどを着用して、注意して生活すれば防ぐことができます。