エピドラスコピー
エピドラスコピーは内視鏡を用いて硬膜外腔の癒着を剥離する方法です。おしりの部分(仙骨裂孔)から針を刺して内視鏡を挿入し硬膜外腔の癒着を観察し剥がします。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症,腰の手術を行った方などに効果がある場合があります。エピドラスコピーで効果が期待できるかどうかは神経根ブロックや仙骨硬膜外造影の結果になります。
エピドラスコピーは先進医療になっておりましたが,平成28年度から自由診療に変わりました。そのため入院や麻酔・点滴およびエピドラスコピーの手技料はすべて自費になります。手術には1泊入院が必要です.手術後は当日及び翌日はトイレ洗面の他はベッドで安静にしていただきます。抜糸は手術後約1週間ですので,そのときに外来に来ていただきます。
詳しいことは診察の上でお話します。