手掌多汗症とは


手掌多汗症とは、手のひらや足のうらに多量の汗をかく病気です.通常の方も緊張すると手のひらに多量の汗をかくことがありますが、その状態が普段でもおこる病気です。本人は緊張していると思っていないような場面でもどっと汗が出ることが多いようです.軽症の方はまだよいのですが、重症の方になると生活すべてに支障をきたします。 以前は『気のせいだ』とか『気にしなければ汗はとまる』などと言われていましたが、最近は『手掌多汗症』として治療が行われるようになってきました。しかしいまだに専門にこの病気を診てくれる医者は少なく、治療の恩恵にあずかれない方が多くいらっしゃいます。