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多汗症の治療法(ボトックス療法:注射)


多汗症の注射療法はA型ボツリヌス毒素(商品名:ボトックス)を局所に注射するものです.ボツリヌスによる治療は、ボツリヌス菌毒素を無毒化した薬剤を使用して汗腺の働きを退化させる治療法です.数日のうちに効果が出てきて、約6カ月持続します.夏の間の汗を減らしたい方には効果的です.副作用も通常はほとんどありませんが、注射の時にチクチクと少し痛いのが欠点です.日本では平成24年11月から腋窩多汗症に限って,保険で認められるようになり、約3万円の自己負担(3割負担)で行えるようになりました.腋窩多汗症の場合,現在は、この方法が最もおすすめです.